2016年5月29日日曜日

2016/5/29(日)満中陰

七々日を暦通りにやると6月2日になり、告別式から足掛け3ヶ月になるのがいかんとかで、曜日も日曜日が良いということもあって、5月29日(日)に満中陰の法要に催すことにした。

出席は、母の妹(愛知県在住)と弟(島根県在住)に、ウチと弟の家族、叔父夫婦というメンバー。自宅で執り行う予定だったが、当日朝に電話があって、お寺に変更になったとのこと。朝、確認のために母がお寺に電話したら、住職がお寺でやるものと勘違いしていて、すっかり本堂の準備を整えているらしい。母からの連絡もいい加減だったのだろうと思い、いったん実家によってからお寺に行くことにする。実家からお寺は徒歩5分もかからないし。

お寺にお渡しする分と各家族に渡す分とでお供えを計7つ持参。各家族が出席する家族の数+お寺の分を持っていき、満中陰が済んだらそれを分け合って持って帰る。けっこうな荷物だ。実家にクルマを留めてからお寺へ。七日ごとの法要で使う白木で作った卒塔婆、お骨、位牌、遺影それから住職へのお布施・3万円も持参する。本堂は椅子を並べてあったので、正座でしびれを切らすこともないのが助かった。各家族が持参したお供えを本堂に並べて、満中陰の法要開始。

お経も、枕経、通夜、告別式、丗七日と何度も聞いていると、そこここのフレーズで聞き取れるところも出てくるのが面白いもの。途中で白木の卒塔婆から黒塗りで作った正式な位牌に移すような所作があって、これで魂が塗りのお位牌に移ったような。

本堂でのお経が終わってから納骨。お墓の下にはあまりスペースがなく、骨壷のままでは入らないので、白い袋に遺骨を移し替える。住職が蓋をとった骨壷に袋をかぶせて、ひっくり返して袋に骨を移したのは祖母の時と同じだ。火葬場で骨を拾って骨壷に入れる時には、足の骨から順番に生きていた時の形のままに入れると教わったんだが、がっさりひっくり返されて、まぁこのへんはいい加減なものだ。

ともあれ、四十九日の満中陰法要は無事終了したので、お昼ごはんに移動。

昼ごはんは実家のすぐ近くにある奈良ワシントンホテルのレストラン「銀坐」で、法要会席コースの「牡丹」、4,320円(税込み)。
◆前菜:筍と小松菜のおひたし、ホタルイカと野沢菜漬物と昆布和え物、胡麻豆腐 
◆お造り:ハマチ、鯛
◆焼き物:さわら塩焼き、ジャガイモ、パプリカ、ズッキーニの揚げ物添え 
◆温物:豚肉、水菜、キャベツ、玉ねぎの小鍋立て。もみじおろしで。 
◆揚げ物:アスパラガス、海老、淡竹、鰆の天ぷら 
◆お食事:白粥、4色のおかきとわさび海苔のトッピング 
◆水菓子:トマトとパイナップルのゼリー寄せ

これにて大きなイベントはやっと終了。あとは百カ日とか、8月には初盆とかがあるのだが、いったんの区切りはついたというものだ。