お盆のスケジュールは以下の通り。浄土宗の、かつ実家である奈良市内だけの風習かもしれないものの、13日~15日は以下の段取りらしい。
- ご先後様が帰ってくるのは、13日のお昼から
- 15日の午後3時まで家にいらっしゃる
- キュウリの馬で帰ってきて、茄子の牛で去っていくのは全国共通性が高いらしい
- お茶は熱いのをお供えして、冷めたらすぐに取り替える
- 基本はお茶とご飯と椎茸などの煮物をお供えするが、14日のお昼だけはおはぎをお供えする。甘いものやおかきが好きだった父は喜ぶことであろう
住職がお経をあげに来られるのは13日の8時半のはずだったが、予定が混んでいるのか7時40分ごろにやってきて、8時までには次のお宅に向かわれた。ご先祖さんが帰ってくるのが午後からのなので、本来は昼からお経を上げてもらいたいところだが、まぁそのへんは適当な当家なので、よしとする。
お供えは、仏壇、初盆の父、無縁仏の3つを準備する。無縁さんにもお供えをするのは浄土宗の流儀らしい。初盆の父に準備する家は、寿司折りの経木みたいなので作られている。母に聞くとコレで6,000円するそうな。
18日は施餓鬼、これは毎年18日と決まっている。霊巖院さんを始めとする近隣の七寺が順に当番制で一週間にわたって催される。檀家のお家は500円ぐらいのお供えを持って、菩提寺で参加する。必ず準備するのは先祖代々の卒塔婆。7千円、1万円、2万円の3種類ある。3回忌とかの区切りに当たるときは、それに合わせて卒塔婆を追加。我家の場合は、父の初盆、祖母の十七回忌もあるので、今年は卒塔婆3本。