2016年4月18日月曜日

2016/4/18(月)通夜

通夜の日。

通夜は19時、湯灌は16時なので15時半ごろをメドにベルコに到着すべく、自宅を出る。

湯灌は何をするのかよく分かっていなかった。病院を出るときも遺体はある程度きれいにしてくれているので、もう一回身体を清める必要もないと思っていたが、

  • 痩せこけた身体に綿を当てて見た目を整えるとか、
  • 固まった腕を柔らかくしてきちんと組ませるとか、
  • 開いてた顎もすっきりと閉じるとか、
  • 顔にある傷を化粧で隠すとか
きれいに仕上げてもらって、眠っているように見える。通夜・告別式で参加いただく方が最後のお別れをするときにも、この方が良かったと思う。

湯灌はベルコの親族控室内で行なう。部屋はふすまで仕切れるようになっていて、親族が行うのは足元から胸にかけてお湯をかけるだけ。身体を洗う、化粧を施す、白い帷子に着せ替えるなどなどは、ふすまを閉めた向こうで、男女一人ずつ計2名の担当者が行ってくれた。いずれも若い方。

通夜が19時といいつつ、親族は17時半ごろから来られる。親族控室にむかえるたびに、ベルコの担当者が熱いお茶を運んでくれた。

その後、司会を担当する女性が来られて、生前の父について質問を受ける。通夜のナレーションに使うらしい。翌日もまた、告別式用のナレーションのために質問を受けた。

通夜も始まってしまうと、あとは司会任せなので、読経の中で喪主の焼香、親族焼香。一般の焼香に移る前に、母と二人で立って焼香される方々に都度立礼する。

通夜のあとは、親族だけ残って軽く食事。みなが集まったところで、食べ始めていただく挨拶を喪主からする。「ささやかではございますが、父の生前のことなどお話いただきながら召し上がってください」とかなんとか喋る。オードブル6人前×2にしたが、結局12人の参加となったので、人数分ちょうど。年寄りが多く食もそんなに太くないので、量は十分だった。


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