2016年4月6日水曜日

2016/4/6(水)延命措置をしない決断

弟とセブンイレブンで合流して病院へ。

母と3人で丸山Dr.の説明を聞く。

  • 口から食べられないので点滴で栄養を補給しているが、同じ場所ばかり点滴の針を刺すと血管が固くなってくる。場所を変えているが、刺す場所がなくなってきているのとハンチントン病のために四肢が動くので刺す作業が難しい。
  • 入院当初の体力であれば、胃ろうも選択肢だったが、今の体力では手術が難しい。
  • 鼻からのチューブで栄養を補給しているが、病気のためしゃっくりが出て逆流することがあり、そのため食道を戻ってきて気管に入ることがある。肺炎を起こす原因。
  • 他に栄養を補給する手段として、中心静脈栄養という方法がある。太ももの付け根あたりから、心臓近くの太い静脈のところまでカテーテルを入れ、高カロリーの輸液を流す方法。
  • 静脈血を通じて栄養がいきわたるので、臓器にそれを吸収する能力があるかぎりは生き延びられる。人によっては年単位で生き延びることもあるが、個人差あり。
  • ただし、カテーテルを入れっぱなしなので、本人にとっては違和感があるし、しんどい方法。
  • そういう栄養補給方法をとらずに延命しない場合は、血管ではなく皮下に水分だけを点滴する方法がある。
  • 皮下に染み渡らせることで水分を補給できるが、栄養の補給を行わないので、体内にあるエネルギーを使いきった時点で死亡する。水分を補給することで発熱を抑えられるので、栄養補給はできないが、本人を楽にすることができる。徐々に衰弱して穏やかに息を引き取る方法。
元々、入院当初から無理に延命治療はしない方針だったので、皮下点滴にすることにした。丸山Dr.の診たてでは、普通は皮下点滴に切り替えると余命は2週間ぐらいだが、父の場合は栄養状態が良くないので、もう少し短いかもしれないとのこと。

実家に戻って、生命保険、年金などの書類を整理する。ベルコに父が申し込んでいた書類も見つけたが、入会金の領収書とパンフレットがあるだけで、契約書らしきものが見つからない。毎月5千円ずつの引き落としがされているそうなので、契約は締結できているのだと思うが、さてねぇという感じ。満期で43万円のコースが30万円ぐらいは積み立てられている。

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